2019年5月18日土曜日

神戸異人街と有馬温泉

20120910

 
 ~夢をまさぐるオランダ坂に~
 『長崎の女』の曲である。「オランダ坂」は有名であり、みんな長崎にあると思っている。しかし、ここにもあったのだ。
 神戸北野異人街のオランダ坂である。
 この近くに風見鶏の館がある。
 この北野は六甲山の南の麓にあるが、ここから六甲山を超えた裏側にあるのが有馬温泉である。(この近くの地下鉄駅から六甲山の下を掘り抜いた長大なトンネルを通って電車で行く)
 
 有馬駅に到着。
 
 駅の近くにこの温泉ゆかりの豊臣秀吉像がある。
 
 この湯の歴史の起源を尋ねれば7世紀ころから文献に登場する。斉明女帝やその弟の孝徳天皇がこの湯に入ったといわれている。孝徳帝の子供は有馬の皇子という名前だが、この時代の子供の命名の習慣から考えて、この皇子はここ有馬で生まれたのではないだろうか。
 
 8世紀の僧侶、行基もこの有馬に温泉寺を建て、有馬の湯の発展に寄与したといわれている。
 銅像と温泉寺の写真である。
 温泉寺の前、石燈籠の隣にある二つの五輪の塔は平清盛が建立したといわれている。
 
 有馬の湯は鉄さび色の「金泉」が有名であるが、ここがその源泉である。
 赤い橋のたもとに秀吉の正妻・北の政所おねの銅像があった。
 

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